チェ・ゲバラの著作、『ゲリラ戦争』に描かれた戦術とは

『ゲリラ戦争』というのは、チェ・ゲバラが1960年4月に出版したゲリラ戦争の戦術と戦略についての文献です。

1959年2月、チェ・ゲバラは「ゲリラ兵士とは何か』という論文を発表しており、その時の内容を発展させてこの『ゲリラ戦争』を出版しました。

彼が思うゲリラ戦争の戦術はどのように描かれているのでしょうか。

ここでは、『ゲリラ戦争』に描かれた戦術について解説します。

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第1章について

『ゲリラ戦争』の第1章には、戦術や戦略に関するチェ・ゲバラの考え方が載っています。

第2章には戦闘員や組織、第3章は後方支援や民事作戦、そして第4章が地下組織や権力の維持になっています。

ゲリラ戦を指導するためには、人民軍は正規軍に勝利できること、革命は既に存在する条件に基づいて革命軍がさらなる条件を作りだすことができること、そして開発途上の場合は農村が武力闘争の舞台になることを述べています。

徹底したレベルの維持

人気のあるチェ・ゲバラですが、彼は戦士たちに相当なレベルを求めていたと言われています。

コンゴに行った時は今後の人々の士気の低さに落胆したと言われるチェ・ゲバラは、戦士たちに時間厳守、飲酒や賭博の禁止、そして革命思想の理解を求めました。

略奪は許されておらず、仮に農民から提供されたものであったとしても、それが寄付であったとしても、必ず購入するべきと考えていました。

人々の支持を得ていること

さらにゲリラ戦争における重要な戦術としては、人々の支持を得ていることが挙げられます。

ゲリラ軍は正規軍に比べると装備も人数も少なくいということが多いため、そんな状態で正規軍に勝利するためには住人の支持が必要になります。

そしてチェ・ゲバラは農業改革こそが大切だと考えていました。

南アメリカはアメリカを初めとする資本主義国家が覇権を握っていたため、自分たちで土地を耕すことができるようにすることこそ、キューバ革命における最優先事項だったのです。

まとめ

いかがでしょうか。

ゲリラ戦争に勝利するためには戦術と戦略が何よりも必要になります。

そういう意味で、ゲリラ戦争を指導し、勝利に導いてきたチェ・ゲバラはそれなりに先述の計画が得意であったと言えるでしょう。

徹底した理想主義者であったチェ・ゲバラは、最後の最後まで私利私欲にまみれず、人々に愛されたのです。

しかし彼は、部下には愛されたけれど教師のようであるということから、同僚にはあまり好かれなかったとも言われています。

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